新型コロナウイルスで中止になった北条の屋台蔵をめぐる

祭礼見物記
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毎年4月第1週の土日は播州の祭好きにとっては大事な1日。

兵庫県加西市北条町の住吉神社北条節句祭が行われます。

令和最初となる予定だった2020年の北条節句祭は残念ながら新型コロナウイルスの影響で住吉神社と御旅所での最低限の人数での神事のみで屋台は練り出されなくなりました。

屋台が練り出されないと分かってはいましたが少しでも雰囲気を感じれたらと思い屋台蔵を巡ってきました。

最初に行ったのは古坂の屋台蔵。

消防車庫も併設されている大きな蔵です。シャッターにも大きく「古坂区屋台庫」の文字が見られます。これくらい大きいとわかりやすいですね。

少しだけでも屋台を見れたらと思いましたが蔵は開いていませんでした。

すぐ近くに大歳神社があり桜が綺麗に咲いていました。

続いて栗田公民館横にある栗田の屋台蔵へ。

ここも開いてません。高さのある布団屋台だけに扉も二段になっています。

続いて横尾の蔵のある横尾公民館へ。

横尾の屋台蔵は公民館に一体型となっています。

シャッターには「榮壽」の文字が見られます。

横尾の次には小谷の屋台蔵へ行きました。

周りには田んぼもあり少しわかりにくい場所にあります。

小谷も開いておらず谷町へ移動。

谷町の屋台蔵は谷町公民館横にあります。

こちらも扉は閉まったまま。

西上野へ移動。

西上野は今年、屋台を改修されているそうなので見たいところでしたがここも扉が閉まっています。

黒駒へ移動。少し離れた場所にある公民館には青年団らしい人が数人いらっしゃいましたがここも開いておらず。

北条の屋台蔵には屋台の説明が取り付けてあるので蔵もわかりやすいです。

続いて市村の屋台蔵へいきますがここも閉まっています。

コロナウイルスの影響を痛感します。

市村から少し距離を移動し、東高室へ。

住吉神社から一番遠い屋台蔵になると思います。

地元の方が話しかけてくれ、水引幕を新調されたと教えて頂きましたが屋台は見れず。来年のお楽しみです。

すぐ隣にはここにも大歳神社。

加西市には大歳神社が多いですね。

その後は西高室へ。

ここにも屋台蔵と同じ敷地内に大歳神社がありました。

西高室を撮り終えて北条町の中心へ向かいました。

住吉神社の御旅所である南町の大歳神社へ。

例年でしたら本宮の11時ごろから屋台がこの大歳神社へと集まりますが今日は人がだれもいないさみしい様態。桜だけは綺麗に満開でした。すこしうろうろしているとほかにも数名御旅所へ来られる方もいました。みなさん、屋台が出なくて寂しそうです。

この大歳神社内に南町の屋台蔵もあります。

南町の次は本町へ。

ここも開いていません。ひたすら屋台蔵だけを周っている感じ。

続いて御旅町へ。

蔵へと到着すると蔵の扉が開いていました。

近くに村の方がいらっしゃったので撮影の許可をもらい屋台を撮らせてもらいました。

装飾品をすべてつけている屋台を見れるとは思っていなかったのでうれしい誤算です。

御旅町の方に御礼を言い、次は笠屋へ。

笠屋の蔵前には地元の方が数人いらっしゃり、蔵も開いていました。

屋台の飾りつけはしていないということでしたがここでも許可をもらい撮影をさせてもらいました。

飾りつけをしていない屋台をなかなか見ることもないのでこれもレアな状態かも。

飛龍の梵天が迫力満点でした。

笠屋の屋台蔵の隣には神明神社があります。

本宮の夕方には2台の神輿とすべての屋台が神明神社前で屋台を差し挨拶をして通過します。

昨年、改修をされたばかりで神社はきれいな状態でした。

最後に宮前へ。

2018年の秋に屋台を購入し2019年に始めて宮入を行った屋台が収められています。今年も天幕の改修と夜提灯の新調が行われてますが見れるのは来年までお預けです。

全15ヵ所の蔵を巡り、最後に住吉神社へ。

来年は無事に祭が行えるよう祈願して北条町を後にしました。

コメント

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